何やらまたヘンテコなものが出てきました。


「なんなのよ・・・このオヤジは。」
「なんかとてもまぶしい感じはしますね・・・。」
「でもアタマはいいんだから。」


そんな3人におじさんは近づいてきました。




「やあ、諸君ら。DHAは摂ってるかね。」
「はぁ?」
思いっきりガー子はいやな顔をしました。
きっといつもこうなのです。

「いやいや、これはまたびっくりじゃな。
いきなり呼び出されて・・・。ここはどこじゃ?」
「・・・・って!こいつ何もわかってないじゃない!
どういうことよ、プログレ!」
「あれれ〜〜??でもアタマはいいんだから。」
「話にならないわ・・・・。」



とりあえず3人はどうして呼び出したのかの説明をしていきました。


そして彼の名前は「ハクシ」と名づけました。







「そりゃあ、あれじゃな。
ここはもしかしたら【あなざ〜ワールド】やもしれん。」
「あなざ〜ワールド??」
「そうじゃ。元々自分らの住んでいた世界とはまったく違う別の世界じゃ。」
「確かに、何もないですからね。前のところと違って。」
「わしも一応学者のはしくれでな。いろんなワールドの研究をしておったものじゃ。
しかしここは何もないではないか。これではどの世界にあてはまるか・・・・。」
「・・・とにかく。あたい達は主人を捜してるの。」
「ほぉ、そうか。」
「なにか良い方法はないデスか?」
「う〜む。」





「ここにおるのはこの3人だけか?」
「うん、そうだよ。多分・・・・・」
「それじゃあ、あまりに無謀じゃな。
だいたいこの世界がどのくらいの広さかもわからんじゃろうて。」
「そうよねぇ。」
「ハクシはなにか良い考えがおありのようデスが?」


「そうじゃのう。良い考えというか・・・・。
とりあえずこのメンツではできることが限られておる。
このシマシマくんが描いたものが現実になるならば
まずは人数を増やしたいところじゃな。」
「なんかどんどん仲間が増えていきますな♪」
「おお、そうじゃ。仲間が増えるということは
その仲間を住ませる住居や施設がいるじゃろうて。」
「うん、そうだね。」
「ならば最初は大工を増やせばいい。」
「あ、いいわね、それ♪あたい達の家も作ってもらおうよ♪」




4人の中でどんどん話が大きくなっていきました。


面白い話なのでプログレちゃんはさっそく絵を描き始めました。








建築一家・なめこ組の長
「TO-RYO」と




「カシラ」を始めとする8体の部下を描きました。
 

「はぁはぁ・・・疲れた〜〜〜!」
「プログレ、ご苦労さん♪」



いつの間にか仲間はが13人というとてもにぎやかな場所になっていました。


「さてと。これでわしの研究所を作ることができるな。」
ハクシは満足気に言いました。

「何言ってんのよ!あたい達の家を作るのが先でしょうが!」
「お主らは自分達で家を描けばいいじゃろうに。」
「あ!きったね〜!最初からそのつもりで・・・・」
「さ〜て、どうしようかいね。」
「人の話をきけ〜〜〜〜!!」







プログレちゃんはなめこ組のみんなと話をしていました。


「ほぉ。そういうことなら、あっしらに任せな!
グレっ子のいうことならなんでも聞いてやるぜ!」
「わぁ!うれしいな〜♪」
「あっしらはなめこ組みよぅ!建物を作ってなんぼじゃい。」
「これは心強いデスな♪」
「しかしあっしらは建物を作る道具は持ってるんだが・・・」
「材料はない・・と?」
「そうなんだよ。だからグレっ子が出してくれれば助かるんだ。」
「はぁ・・・・またか〜。」
「プログレ様、がんばってくださいませ!」
「うう・・・・わかったよ。。。」



プログレちゃんはなかばヤケクソになって絵を描き始めました。


「やっぱ材質は木がいいな!木さえあればどんなものでも作ってらやぁ!」
「うう・・・疲れたよぉ。・・・お腹すいたよぉ・・・。」





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