プログレちゃんは7色のフルーツを描きました。
名前は”エピエピの実”と名づけました







「色はきれいね。
なんか美容にはよさそうだけど、味はまずそう・・・・。」
「そうですか??ワタクシは美味しそうに見えますが。」



そして3人はテーブルとイスを並べて
エピエピの実を1つずつちぎりました。




やっと楽しい楽しいご飯の時間です。
ワンダーはとても嬉しくなりました。
それはあとの2人も同じでした。







どんな美味しい味がするのだろう。。
描いたプログレちゃんも楽しくなりました。


皮をむくときれいな同じ色をした実が出てきました。
とてもみずみずしくて果汁がぽたぽたと落ちてきます。



「それじゃあ!いただきま〜〜〜す♪」
3人はエピエピの実にかじりつきました。




「おおおおお!!!こ・・・これは・・・・!!」
「うそ・・・・マジ!?・・・こんな味・・・・!!!」
「むしゃむしゃ・・・・・ゴクリ。。うい?

・・・・おおおおおおおお!!!!」



3人は同じ反応をしました。

「期待していたのとは違いますが。」
「全然まずくなんかないし。」
「おおおおお!!!!」
「こ・・・・この味って・・・・」
「そ、そうね・・・
強いて言うなれば・・・・・・」















エピエピの実はとっても普通の味でした。
そして何の美容効果もありませんでした。






「とりあえず・・・寝ようか。」



そういって3人は芝生の良い匂いをかぎながら
すやすやと眠りにつきました。

明日からは旅が始まります。
3人になった仲間達は
ご主人を見つけることができるのでしょうか。


プログレちゃんは眠りにつく前にこう思っていました。



(木を描いたのは、目印にしようと思ったのではなく
なんとなくだったんだけどなぁ・・・・。
これは黙っておこう・・・・。)





3人はどんな夢を見るのでしょうか。
それは
この世界を作った神様だけが知っていることなのでした。






つづく





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